- 拳闘に魅了され、人生を駆け抜けていく。最後にはあの有名なラストシーンが
- 示すとおり真っ白に燃え尽きる。
- 新たな敵、最強の敵(敵という言葉は適切ではないかもしれないが)を求め、
- 自分の体がパンチドランカー症状に
- むしばまれていると知りながら、彼は戦う。その先に死が待ち受けていようとも。
- 言うまでもなくジョーにとってはリングの上で戦うことが「生きる」ことなのだ。
- 最強の敵を迎えたその時最大の生きがいを感じる。
- その場を放棄することはジョーにとって、生きながらの「死」を意味する。
- ラストシーンでジョーは死んだと考えると、
- ジョーは「生きる」ために「死んだ」のである。
- 「生きる」とはどういうことか?
- ・・・なんてね
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